放送は今度の月曜ですよ。撮影日記~
裁判官が黒の服を着ているのは、
悪にも善にも染まらない中立な立場を表現しているそうです。
(チラッと映っている時計も小道具ですよ)
実は、この法廷のシーンが、作品全体のオールアップの日でもありました。
こういう日は、撮影の緊張感とは別に、卒業式の様なざわついた雰囲気も
あったりします。(こう感じるのは、僕だけかもしれませんが、、)
そして裁判は、大方の出演者が集まっている割には、事件に関わって無い人は、
案外暇なようです。(無茶苦茶語弊がありますが、、汗)
現場とは裏腹に控室は、かなり盛り上がっていたようす。???
こんなメール交換した座組はないな~と漏らした人もいました。
こうした時間の共有が、組の結束を固めるのかもしれませんね。
休憩中に記念撮影↑石垣さんは、出番がないのに現場にいらしてくれました。
金山一彦さんが、手料理を作ってくれたり、局から、スイカの差し入れがあったり
とっても、楽しそう~↓(注意:僕、裁判長は現場に張り付いてます。爆
そして、たまに帰ってきたと思ったら、珈琲こぼして、迷惑をおかけするし。爆爆)
こんな書き方をすると、まるで、のんびり撮影しているようですが、実は違います。
撮影には、予備日という日が設定されているのですが、
現場に入ったら、ひそかに予備日まで撮影がかかるのでは、という憶測が
飛び交っていました!エキストラの方々はほぼ覚悟していました。
スタッフの方々も、そんな雰囲気でした。逆に俳優陣は、終わらせる気まんまん。
その日は、他の仕事が~とか。僕も、予備日までホテルを予約していません~!
そこで、最終日前日は、夜遅くまで撮影しよう!という作戦が取られました。
それでも、NGが少ないこと前提での終了予定ですけどね。
台詞の多い(多いしおまけに長い)高島さんには、プレッシャーになりますね。
そして、最終日、僕は一箇所、テーク4という失態をおかしましたが、(許して)。
順調に撮影は進みました。すると、今度は、制作さんが違う作戦に移行します。
打ち上げパーティーができるのでは?という訳です。
ロケ地から、撮影所に連絡を入れるわけです。
刻一刻とかわる推定終了時間と、撮影所到着時間、人数などを確認していきます。
そして、会場をおさえる。集まれる人に連絡をする。すばらしい連携プレーだ!
これは感心するところじゃ無いのかな?僕は、ひどく感動してました。笑
僕も打ち上げがあるなら、ホテルはないけど、東京へは帰らない作戦に変更。笑
貴重な経験ですからね。
オールアップの様子。↓
花束を受け取る高島さんです。
僕は、裁判長なので一段高いところから失礼してます。
(あの、撮影現場に携帯とかもちこんだらダメですよ。はい、ごめんなさい)
しかし、ぶれぶれです。
撮影所の雰囲気って良いですね。つくづく思いました。ロケの出発も
ほかの撮影の人達もふくめて見送ってくれるし、
どんな遅くなっても、ちゃんと帰りを待っててくれて、お疲れ様と言ってくれる。
時代劇も現代劇もごっちゃにメーク室や衣裳部屋で準備してたり楽しいですね。
そして、打ち上げの準備を待つ間、やっぱりこの時間は卒業式の時のそれだ。
と、勝手に納得していました。
最終日に参加できて、良かった、ありがとうございました。