侍体験 インバウンド

*着付け

足袋に着物と袴を着付けます。
詳細は、着付けグループ

*刀についての説明

差し方、下げ緒の説明、片側にしか刃がないこと、両手で持つこと、引いて斬ることなど

侍の動きの基本概念

テーマに関しては、取れる時間に合わせて選択します。

*背中で動く
気持ちが高ぶるとどうしても、意識は前面に集まります。
意識が前面に集まると、相手に動きを読まれてしまいますし、
気持ちが先走ると、身体はついてきません。
これを避けるために、武士は背中を意識するよう心掛けます。

*感覚を大切にする
戦いにおいて大切なのは、想定外を作らないことと、咄嗟の判断です。
瞬時に動くために、外部の情報を分析し判断することを
脳(意識レベル)に任せてしまうと、遅れをとります。
そのために、外部の情報よりも内部感覚を優先するようになりました。
気配を感じるとかは、そういう内部感覚の事です。
この内部感覚を大切にする為に、筋肉で動くことを極力さけます。
筋肉には意志が乗りやすいからです。
その代わりに、骨で動くということをしていきます。コツをつかむわけです。

*引くという動き
鋸を引いて斬るのは、日本だけです。
柔道でも相手を引きつけますし、刀も基本は引いて斬ります。
日本の動きの基本は、引く動きから始まります。

*柔よく剛を制する
日本の動きはその柔らかさに重きをおき、力感を嫌います。
力を入れれば、強くなりますが、柔らかさを失いがちです。
筋肉を作動させず、しかも強さを生み出すために型をとるわけです。

所作体験

和室等、お借りして実施するイメージです

*すわる 礼をする
・胡座の取り方
身体感覚を追うことで、胡座でも安定した座りをすることができます。
腰が抜けないように座るということ
・礼の仕方
日本の礼は、基本的には相手とか対象があるわけではありません。
しいて言えば、その場に礼をするわけです。
この場合、気持ちは込めません。淡々と身体感覚を追いながら全身をリセットします。
リセットが、成功すれば、頭をあげた瞬間、一期一会の感覚が生まれます。

・希望があれば、正座の説明もします。

*抜刀・上段の構え、左袈裟斬り、血振り、納刀

<抜刀>
・日本的な手首の使い方
日本人のものを持つときの基本的な手首の使い方を説明します
・道具に対する考え方
日本人は、道具を拘束しません。箸も筆も握っていても簡単に外れます。
同じように、刀もしっかり握りますが、拘束していません。
・手首の型について
抜刀において、一番外国の方と違うのが、手首の型です。
腰につながる型をとります。力む必要ありませんが、力があります。

<上段の構え>
・上段の構えは手を上に上げていくわけですが
実は、とても無防備な体勢でもあるわけです。
そのために、沈みという所作をとります
・腕の中は、上げるという意志を避けていきます。

<左袈裟斬り>
・引いて斬ります。これをどうするのか手ぬぐいを使って、再現します
ゲーム感覚で結構楽しいですが、ちょっと時間もかかるかもしれません


つまり、手で斬るのではなく、足で斬る練習になります。

<血振り、納刀、礼>
・整理体操に近いです。クールダウンします。

・瞑想に近い、ある長い時間、集注できるようにプログラムします。
これで、かなり急いで90分ぐらいですので、
ゆったりすると、2時間ぐらい、ですから全ては実施できないと思います。
後は、時間に応じて、内容をしぼっていきます。

抜刀出来ない場合の侍体験

*刀の説明
これは上記に同じ

*礼

和室であれば、上記の座る礼をするを行います。
和室でなければ、立ったままのお辞儀について説明します。

*型の説明
手首の使い方、(指先を動かさないということ)
お茶碗の持ち方(指の使い方で、腰に入れる)
ものの持ち方(腰を意識して持ち上げる)
お酒の飲み方、(骨を使っておちょこを持ち上げる)

*指の特性について
指にはそれぞれ、性格があります。
その性格に合わせて、目につかないところで所作に反映していきます。

*合掌
感覚の移動を持って合掌をしてみる
沈みという所作が入ってくる

 

料金設定(税込み価格)

参考価格として

派遣人員として一人 20,000円
この場合、スタッフとして着付けと所作指導で二人必要
レンタル衣装一人 8,000円(足袋は、お持ち帰りできます)
着物・襦袢・紐・帯・袴・足袋・ステテコ・手拭い・草履
刀のレンタルも含みます。(木製の模造刀です)
別途、交通費・会場費が必要になります

尚:本格的なコスプレの場合は
東京衣装等からレンタルになりますので、金額はそれに応じて高くなります。

 


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