第53回侍クラブ稽古会

2017-05-19

今回は、カナダ在住のアートディレクターBONさんと、
同じくカナダ在住の女優・ダンサーである鈴木みほさんに
女優のジャン・ウェンさんも参加して頂きました。ありがとうございました。
日本滞在の貴重なお時間なのに、参加してくれて感謝です。
そして鈴木みほさん、が同時通訳してくれて本当に助かりました!!
素晴らしいです。僕の話は、ほんと翻訳が難しかったと思います。
みなさん、感もよく、なかなかよく出来ていたと思います。


腰を使うことは、空をつかむ事なんだって、なんとなく分かってきたような、
私たちは、空間を固定し、実体を浮遊させる(居つかない)ということ?
しかし、こう言ってしまうと、また違うような気もするし、
でも、なんとなく方向性は間違ってないような気はしています。笑

日本語への翻訳で難しいのは、主語が欠落することがあるからです。
単に面倒だから、主語を入れなかったのでは無く、主語が曖昧なのです。
その曖昧さに、確定的な主語を固定すると、ニュアンスが変わってしまう。
つまりこの主語は、共有されていて、いつでも変化することが可能なわけです。
そして、それを実際に生活の中に落とし込むと、
主格が入れ替わるということがあるのかも?、
この場合だと刀と自分が入れ替われれば最高です。
自分の意志は刀が持ち、自分は剣筋に従うだけで良い。
そんなことが出来るのか?
それとも自然現象として、主格は入れ替われるのか?
つまり意志を持つのは、刀であって自分では無いということ。
う~ん、すごい話だ!興味深いです。
これは演技ラボで使えたらとっても楽しそうなので
もう少しまとめておきますね。しかし、肝心の技術が伴わない。笑
たぶん光岡英稔さんは、分かってて出来る人だと思います。
ご参考ください。

こんな話は、読んでても意味不明ですよね。ごめんなさい。
ましな説明が難しいところです。
でも、すごく面白いところでもあります。

皆さん、ご参加ありがとうございました。また、来月~~。

 

 


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