3×3ラボフューチャーでプレゼン

2017-04-28

先日、3×3ラボフューチャーさんのランチ会にて
「身体感覚で思考する日本文化」というお題で、
簡単なプレゼンをさせていただきました。
その前に、エコッツェリアさんで紹介して頂いたときに
興味を持っていただきまして、今回のプレゼンの機会をいただきました。

ちょっと食事しながら聞くには、お堅い話で、どうかと思いましたが、
そんなことも言っていられませんので、黙々と説明させて頂きました。
侍クラブでは、実技が多く、あまり座学をしていません。
ですから、実技なしで、身体感覚を説明するのは、また難しい問題だなと思います。

身体感覚で問題になってくるのが、五感をどう使うかという事だと思います。
識別感覚として、五感を使えば、知識は増えても経験を生かせません。
そうは言っても世の中、識別感覚のオンパレードですね。
IQテストもそうですし、多くの人が携帯でやっているゲームなども
いかに早く識別して、行動を起こすかを競っているわけですね。
こうした識別感覚は、たぶん頭を使ったという充実感を得られても
逆にストレスがたまっていることに、気づくこともあります。なぜかイライラしたりする。
ところが、同調感覚は、違ってきます。認識も識別もしません、
ただ、同調しようとしているわけです。

たとえば、子どもはだいたい、電車が好きだったりするわけですが
子どもたちは、電車を見て、識別しているわけではないと思うのです。
あの、大きくて力強い電車を見て、同調しようとしている
自分もあんな風に堂々と動いてみたいと思い。成長しているわけです。

違いとして歴然と表れるのが、飽きるか飽きないかですね。
電車を識別感覚で見る大人は、どうして、子どもがいつまでも電車を
見ていられるのかが、分かりません。だって、もう飽きているのです。
ところが、同調しようとしている子どもは、いつまでも飽きないのです。

3時間の恋愛映画を見るといえば、けっこう長いと感じるが
恋人と3時間、会えるよといえば、それは短いなと思うでしょう。
この違いをよくよく考えて欲しいのです。

私たちをストレスから解放して、豊かなしてくれるのは、
どちらのパターンなのでしょうか?

そして、同調感覚を使えば、身体言語の可能性もあるわけですし、
演劇スタイルを根本から変えることも可能かもしれないのです。

そんな、導入のプレゼンだったのですが、
ほんとのところの、皆さんの反応を知りたいところです。笑

ありがとうございました。

 

 

 


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