鎌倉能舞台にて、
2016-06-13
味方玄さんのテアトルノウ東京公演「山姥」の事前レクチャーということで、
鎌倉能舞台にて、私、近藤がモデルとなりまして、
味方玄さんが能装束を公開で僕に着付けしてくださいました。
鎌倉能舞台は、長谷寺の近くにありまして、とても気持ちのよい場所です。
能装束を着けるのは初めてなのですが、
まず味方さんの着付けの手際よい動きに感心、迷いも無駄もない動きで、
帯などを締めていくスピードがとても心地よいのです。
すべてが一発で、直し無しな動きです。素晴らしい。
そして、素晴らしい山姥の出来上がりです。
また、後ろ姿も格好いいですよね。
どこか宙に浮いているようにも見えます
今回は、貴重な体験もさせて頂きありがとうございました。
能装束は、重いのですが、着た感じとしては、全然重くなく、
むしろ動きやすくなった感じを受けました。
誰も居なければ、いろいろと動いてみたかったです。
面を着けた視界は、想像以上に狭く、顔を正面に向けていると
まず舞台の端は確認することが出来ませんでした。
そして、気をつけないと目を閉じた時のようにふらふらしそうになりました。笑
ただ、着物の内側に小宇宙が出来上がったような感覚になりまして
世界が広がったような、そんな居心地の良さを感じました。
帰りは、3時間待ちと言われていた長谷寺に紫陽花を見に行きました。
すごい、人だったけど綺麗でした。
ついでに、由比ヶ浜まで歩いて散歩して
若いカップルをいっぱいみてきました。
ありがとうございました
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