失うものに沿う力-07

 teosae

  まず、一人が手を前に出します。
 その腕にもう一人の人が、手を乗せます。負荷をかけます。
 最初は、この手を払いのけるように手を上げてみます。
 これが、普通の動きになります。
 次に、同じようのに負荷をかけてもらったあと、
 その手をそっと、どかしてもらいます。
 手を前に出している人は、この時の力が引いていく時に生じる
 腕の中のウニョウニョした感覚を記憶します。
 この感覚が、覚えられたら、もう一度、相手の人に手を乗せてもらいます。
 今度は、さっきの引いていったときの身体感覚を再現するように
 手を上げていきます。この時の違いを確認して下さい。

 あるものを失ったときに生じる感覚を活かし、動いていきます。
 また、強引に手を上げたときは、腕が棒のように一本になっているのに対して
 身体感覚で動いた時は、肘とかが固まってないことを確認して下さい。
 実際は、立っておこなうより。正座した方が分かりやすいようです。

 

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