第46回侍クラブ稽古会
2016-09-20
中心線について、やりました。
初歩の段階では、とても有効な感覚の指針になるようです。
身体の中心を捉えるということは、他のいろいろなスポーツなり
体操なり歩き方の基本になると思いますが、
僕たちがやろうとしているのは、あくまでも感覚としての中心で
正しい姿勢とか、そういう外観からみた中心とはまた違うと思います。
そして、一番やってはいけないことが、
中心を肩幅をとってその半分というやりかたの中心の出し方です。
普通、無意識にそういうことをしています。
洋服を着る様になって肩幅という感性ですね。
和服では中心からはかって裄になります。
洋服のように中心線を出しますと、中心から動けずに肩の方向が
自分の向かう方向になります。
詳しくは以前書いた記事を読んでください。
撞木に構えて前に踏み込むのは案外難しいのです。
今回はもう一つ、中心線を加えました。
多分、力を抜いて動く時の要になるような気がします。
身体の中に弓を入れてみるわけです。何だそれ?
こうしてみると弓の形と背骨の反りはけっこう似てますよね。
違うのは、やはり腰ですか?
これが逆の反りになっている
そう、これがポイントかもしれませんね。
いずれにせよ、僕たちは背骨はバラバラで、筋肉でやっと支えている?
と思っていませんか?だから当てにならない
なので、こんな弓みたいなイメージに切り替えると芯がしっかりするかもです。
お試しあれ。
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