王子狐の行列2017 謹賀新年
2017-01-02
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
大晦日は、恒例の王子の狐の行列に参加してきました。
凍える様な寒さの中、たくさんの参加者に恵まれまして、
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
安藤広重の絵にも描かれているように江戸時代から、
大晦日に東国の狐が集まり装束を整えて参拝したという言い伝えがあります。
野原には狐火が多く見られ幕府も調査に乗り出したほどらしいです。
その様子を再現しようというのが、王子狐の行列なわけです。
装束を整えたといわれる装束稲荷から列を整えて王子稲荷神社へ参拝したわけです。
玉は狐の霊力の象徴で、それを使うためには鍵が必要です。
この二つが合体したとき
人と狐の霊力が発揮され夢が叶うのです。
装束稲荷側のメークは玉をもった狐をイメージし、
神輿には、姫様が玉をもって王子稲荷神社に向かいます
一方、王子稲荷神社の白狐衆は
鍵をもった狐をイメージしています。
頭には葉っぱをのせ霊力を使う準備をしています
この二つ狐たちは、王子稲荷神社境内で
融合され、新年、皆様の祈願をかなえるといった
趣向だと思います。
私たち伝ふプロジェクトは
それを見守る立会人ということで
厳粛に儀礼を進めていくわけです。
まずは、集会所に集まって、打ち合わせと厳しいリハをしました。笑
王子稲荷神社から、狐の行列を迎えるために進み儀礼で行進します
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