共有芝居

shibai1

演劇は、感情を解放することなのか?
または、感情をコントロールして表現することなのか?
しかし、これら感情という代物は、共有することが可能なのだろうか?

ここでは、あえてこの演劇の第一の命題である感情のコントロールを対象としない。

感情の表現を放棄することから初めてみたいと思います。

私たちが共有できるもの、演技するもの、観るものが共に共有できること
・空間
・時間
・場
・影
これらを解放または拘束し、身を埋没することで共有性を見いだし場を形成する。

何もない空間から、何かを作り出す作業ではなく
今、ここにあるものが、無になりうる空間を作り出す作業を試みる
残るものは、共有可能な時間、空間、場、影

自然、感覚は用をなさない、そこにあるのは感性だけである。
無に帰することによって、感性を作り出す作業
これらをことにすることにする、よって、新たなことを起こす演劇をする

 

 


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