手拭いの長さ

2013-09-28

tenugui

 手拭いの長さってどうやって決めるの

 もちろん、普通に考えたら、売っているサイズがその長さですよね。
 どうやって、決めているのかは、一反で何枚取るかによって決まると思いますが
 当然、大量に商品化するために考えられた長さだと思われます。

 ちなみにだいたい90センチか98センチ、たまに長尺といって115センチもあるらしい。
 上の写真で、僕が手にしているのは、女優の沢田雅美さまにいただいたものですから
 さすが、踊りができるひとが作った長さになっています。
 となりのマークや田口さん持っているのは、たぶん市販されているものだと思われます。

 この長さに関しては、ネットで探してもみなさんわからない。尺で都合の良い長さでは?
 あたりが、まあ正しそうな雰囲気ですかね?

 ところで、僕たちが舞台で手拭いを使うとき、小道具さんに行けば、中古でないかぎり
 反物で置いてあります。好きな長さで切っていけというわけです。

 さて、どうします?
 僕は、もう誰に教わったのかも忘れてしまいましたが(たぶん藤波小道具さん)
 小道具さんには、下げ緒の結び方もおそわりましたからね。(余談)

 こうです。↑。片方を脇の下にもち、手を伸ばしたところまでが、身体に合ったサイズです。
 とこういうわけです。ほっかむりをしたり、いろいろな用途で使っても大丈夫なはずです。

 もともと、尺貫法もそうですが、身体に合わせたサイズのことをさしています。
 ですから、この長さ、なかなか信憑性が高いと思いますが、いかがなものでしょうか?

 こんなこと、ネット上になかったので、書いてみました。参考までに・・

 詳しくは、侍クラブに来てね。笑

 

 

 


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