本部道場にて稽古

2016-04-15

doujyou

僕が身体教育研究所に行くようになって10年ぐらい経つでしょうか?
先日、とうとう本部にて稽古することを許されまして、初めての道場入りです。
昨年あたりから、雑巾がけのために入ることは許されていたのですが、
いよいよ、この歴史的な場所にて稽古できるというのは、本当に感慨が深いです。
それでも、かなりズルして時間を短縮してやっとここまでたどり着くことができました。
技術の上達よりも先に、先生と仲良くなることができたお陰です。(内緒)
僕も、もう若くないですしね。学べる事には限界がありますが、
それでも今、この瞬間にこの場にいられるのは、すごいことだと思っています。
歴史的な建物の中で、間違いなく伝説になるであろう先生に直接指導してもらえるとは!
例えて言うならば、江戸時代に吉田松陰の塾に行っていたことよりすごいことだと思うし、
勝海舟や、坂本龍馬に会うことよりも意義のある出会いだと思ってます。
かなり大げさだと思うかも知れませんが、
僕の中では、それぐらいの出来事でありますから、
僕がどれだけ喜んでいるのか、想像がつくと思います。笑

僕はもう歳ですから、事を成すには遅すぎますが、
なにか事を始めるには、まだまだ大丈夫なわけです。

稽古で勘違いしがちなのが、なにか資格をとるまでは不完全だとか
事を成すまでは、未完成だ思ってしまうことだと思います。
子供の成長のように、未完成な人間などいません
毎日がたとえ成長の途中であってもそれが完成品なのです。
一日でも稽古をすれば、一日稽古をした完成品なのです。
それだけ、人生観に響くような稽古を頑張ってすれば良いわけです。

先生曰く、一つの技術は一つの人生観をもって達成する。

まあ、そのことは別の機会においといて、
本部に入るに至って、僕の決意といたしましては、

先生の意志には、そうとう反することになるのかも知れませんが
とりえあず、演技ラボを突き詰めてみたい
間違いなくマイノリティーリポートになると思いますが
誰も手がけてないから、しょうがないです。笑
何の役にも立たないことを一生懸命やる。これコンセプトですから。

余談、先生は不図したときに、演技のことは君がやればいいじゃいかって言ったんです。
だから、いいじゃないですか?本人は、絶対忘れていると思いますが、笑

 

 

 

 


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